小規模林業とは

小規模林業とは

林業の担い手視野を広げる

小規模林業の推進を図るとともに、林業の担い手の裾野を広げることを目的にした協議会です。
協議会は、小規模林業を志す方々への情報提供や、実際に実践されている方との交流の機会を設けるなどの活動をとおして、幅広いサポートを行っています。

林業の担い手視野を広げる

  • 仲間づくり
  • 実践者からのアドバイス
  • 国や県の支援制度の情報収集
協議会は年3回程度開催しており、すでに小規模林業の活動を実践している仲間も出席しますので、直接会って話す機会を持つことができますし、具体的な相談にも応じてもらえます。また、小規模林業の活動に必要となる国や県の支援制度の情報収集を行うことができます。
小規模林業とは

高知県小規模林業推進協議会 中島 健造 会長

森林率84%の高知

地域社会や環境と調和した
持続可能な森林経営

高知県小規模林業推進協議会中嶋 健造 会長
 小規模林業推進協議会では、小規模林業の輪を広げようと情報交換や研修を広く実施しています。45名の会員で立ち上げた協議会が、2016年現在では300名を超えました。
同協議会会長の中嶋健造さんは、「小規模林業を志す若者たちが、それぞれの地域で活動を展開することで、これまで林業の経験がない方々が、小規模林業の活動に関心を持つようになったのでしょう。木材の需要はありますので、林業と、農業、観光など、いくつかの仕事と兼業することで、生活を営むことができます。また、小規模林業を始めようとする方々が中山間地域に移り住むことで、地域の活性化も期待できます。」と説明してくれました。
一方で、「林業はすぐに技術が身につかないので、県内各地で技術研修を実施する必要があります。そうすれば、新たな林業の担い手が参入しやすくなります。それから山の管理を任せたい人と、山の施業をやりたい人を繋げる仕組みも必要です。」と課題についても話してくれました。
最後に、中嶋さんは「行政、地域、そして林業を志す人。それぞれが努力し、みんなで協力することが重要です。将来、日本の林業が世界をリードするのです。」と力強く語ってくれました。

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