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STYLE02Uターンして企業

木を育てながら山の担い手を育成。
林業で自立するために
必要なことを学べる会社。

(株)明神林業代表取締役/吾川郡仁淀川町
高知県小規模林業推進協議会
片岡 博ーさん

紹介

仕事スタイル


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生き残っていくために
どんどん、自分の山を増やしていく。

 片岡博ーさんは40才の時、工務店を辞めて地元に帰り、山を継ぎました。「僕は自分の山で収入を得て家族を養うのが“自伐”だと思っています。人に雇われ、人の山で木を伐っても将来どうなるかわからない。それでは若者を育てたことにはなりません。自分が10年間やってみて、この方法ならIターンやUターンの人でもメシが食えることがわかりました」と片岡さん。まず、若者を育てるために会社を作り、町有林や個人の山を請負い、地域を元気づける活動も始めました。「今はいろんな助成が充実しているので精一杯活用して働いて、その収入で山を買い、将来、助成が無くても自分の山で木を伐って食べて行けるように育ててやりたい。僕自身も山で生き残っていくために、どんどん山を買って増やしています」。その持ち山は100haにも広がりました。


どうせやるなら、一人前になろう。

 現在、明神林業の社員は6名。片岡さんは技術だけではなく、林業経営のノウハウまで教えていて、すでに2名が独立しています。「山の仕事はそんなに簡単ではなく10年はかかりますが、どうせやるなら一人前になろう。山を請け負ったら山主さんに利益を返し、自分の山は自分で回して行くのが僕らの林業。面白いです」


これまで活用した支援制度

●搬出間伐、作業道開設への支援 ●緑の雇用 ●仁淀川町林業再生プロジェクト ●林業後継者育成事業

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