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STYLE05将来の林業の担い手を応援

「地域おこし協力隊」
制度を活かし山の担い手を育成。

佐川町役場産業建設課自伐型林業推進係 係長(2016年当時)下八川 久夫さん

紹介

仕事スタイル(ダミーのデータ)


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地域おこし協力隊として 林業の担い手を募集している。

 佐川町の森林率は73%。その80%以上がスギ、ヒノキの植林です。伐採期を迎えた山を眺めながら、町は地域活性化に向けた取り組みとして、山の管理を山林所有者や地域住民などが自ら行う「自伐型林業」に着目しました。自治体としては全国でも初めての挑戦です。
総務省の「地域おこし協力隊」の制度を生かし、平成26年度から募集を始めています。現在3期目。13名のうち3名が女性です。「地域おこし協力隊として給与を払い、機械をリースし、道具を用意しています。一番重たい道具はチェーンソーかな。だから女性も働けます」と、佐川町役場自伐型林業推進係の下八川係長。1期3年の間に技術を身につけ、地域に残るか残らないかを決めてもらうことになっていますが、すでに1期生の3人は山で生きると決めています。


「副業型林業」というスタイルを選ぶ人も。

 関東圏や関西圏など、都会からの応募が多く、この春、大阪からやって来た3期生の若松さんはすでに高知に残ろうと決めているのだそう。1期生で東京出身の野崎さんは、よさこいの魅力にとりつかれて高知に移住。「ユンボや重機に乗るのは初めて。けれど自然の中で働くのは、とても気持ちがいい」と言います。下八川さんによると、協力隊の仕事は1週間のうち4日間で、あとの3日は自由。「今までの経験を生かしてヨガのインストラクターやライターをしながら林業をする『副業型』の人もいます」とのこと。任期3年の間に自分の林業スタイルを見つけられそうです。


これまで活用した支援制度

●副業型林家育成のためのOJT研修 ●林地集約化への支援  ●搬出間伐、作業道開設への支援 ●林業機械のレンタルの助成

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