ワークスタイル

仁淀川町役場、研修生

STYLE12林業で移住 定住 仁淀川林産協同組合

・仁淀川町の取り組み、林業で移住から定住へ
・林業体験、研修制度、担い手の育成

仁淀川町、仁淀川林産協同組合仁淀川町の取り組み、林業で移住から定住へ

体験ツアー集合写真

仁淀川町移住案内


仁淀川町林業研修制度

本気で林業に携わりたい方を求めています!!

仁淀川は高知県の山間部、愛媛県との県境、水質日本一を誇る清流・仁淀川の上流域に位置します。
「V字峡谷」とよばれる高い山と深い谷が織りなす美しい景色が特徴です。
森林率は89%を占めており、豊かな自然を活用した林業の担い手を育成するため、仁淀川町林業研修制度を平成27年度より行っております。

 

今回は研修制度を使い高知県外から移住された岡山さん、一ノ宮さん、運営する仁淀川町役場の奥田さんに「仁淀川町での今の林業」についてうかがいました。

高原 仁淀川 橋 紅葉

 

仁淀川町について

  • 位置及び地勢

仁淀川町は、平成17年8月1日、高知県の吾川村・池川町・仁淀村の3町村が合併して誕生した新町です。
高知市と松山市の中間に位置し、両市を結ぶ国道33号や国道439号が交差する地域であり、北に四国山地、東西に仁淀川が横断する美しい自然に恵まれたところです。

新町を流れる仁淀川は、愛媛県の久万高原町に源を発し、長者川、土居川などの数多くの支流を集めながら太平洋へと注ぎ込んでいます。

地形は標高約100m〜1,800mであり、山間部を形成しています。集落は川沿いまたは山麓に点在しています。

 

  • アクセス

【車でお越しの場合】
高知龍馬空港より約100分
高知市内より約70分
松山空港より約120分
松山市内よいr約100分
伊野ICより50分
大豊ICより90分

 

【公共交通機関(高知方面より)ご利用の場合】
高知龍馬空港よりJR高知駅まで空港連絡バスで約40分

JR高知駅よりJR佐川駅まで特急で約30分(普通列車で約60分)

JR佐川駅より黒岩観光バスで仁淀川町大崎まで約30分

 

  • 移住サポート

仁淀川町では、平成25年より、移住に関する窓口(移住相談員)を設置しました。
それ以降、県外・町外からの移住者は増加傾向にあります。
林業研修生として移住される場合も同様にサポートさせていただきます。
住宅への入居をはじめ、仁淀川町での暮らし全般について、いつでもご相談ください。
研修生応募を検討中の方も不明なことなどありましたらお気軽にご連絡ください。

 

お問い合わせ先 仁淀川町役場企画課 tel:0889-35-1082

 

  • 研修制度
    ・研修期間は1年間
    ・受け入れ事業体で実践的な技術を取得
    ・18歳以上、性別、経験不問
    ・研修手当 150,000円/月
    ・研修中の家賃は無料 ※町内の空き家を斡旋
    ・事前の視察・体験ツアーあり 2泊3日

【仁淀川町 林業研修生の今】 仁淀川町森林組合 造林班 岡山さん(3期生)

 

岡山さん

 

【研修生の紹介】

  • 岡山さん(3期生)
  • 研修先:仁淀川森林組合 造林班
  • 移住相談フェアをきっかけに林業体験ツアーに参加
  • 平成30年度に林業研修制度を活用し大阪府より移住

 

移住したきっかけはなんですか?

「岡山:平成29年6月に大阪で開催された移住相談フェアですね。」
フェア終了10分前に仁淀川町職員の奥田さん声をかけられ、仁淀川町の林業体験・移住の取り組みについて説明をしてもらった事がきっかけ。

  • 移住相談フェアに行ったきっかけは?

「大阪での暮らしに疑問を思い始めていた。
大阪の暮らしより、自然のなかの暮らしがよかった。
夫婦で山にハイキング行くようになり、そのなかで自然のなかに人間がいるほうが暮らしよいなーと感じた。
大阪にいると鉄筋コンクリートに囲まれて、夜になっても明るい、人間としてストレスが大きいと感じた。」

 

奥さんはもともと高知県土佐清水出身、この時点でお子さんは1歳3ヶ月。

  • これからが家族として大切な時期へ不安はなかったですか?

「不安は大きかった。長年生まれ育った地を離れることと、数ある職業の中で一番辛いと聞く林業に飛び込んで、自分がついていけるか漠然とした不安が大きかった。」

 

  • ご家族の反対はなかったですか?

「父は、初孫が離れることが寂しいと言っていた。
けれど父も元は宮城の海岸沿い、自然のなかで育ったということもあり、
子供は自然のなかで育てた方がいいという点で後押ししてくれた。」

「かみさんは応援してくれた。でも不安はあったと思う。
かみさんは高知県内に姉夫婦、両親が住んでいる。近くなるという点ではよかったんじゃないか。
逆にこれが二人の実家から遠くなったとすれば、もっと不安はあったと思う。
その事がいい方向に流れた。
近いとはいえ仁淀川町に親戚がいないことのしんどさはある。
今子供が風邪をひいて3日間休んでいる。
実家にすぐ頼れる状況があると違うと思う、そういう面で負担をかけていると思う。

かみさんは地域おこし協力隊で働いている。
職場は子供の体調が崩れたときの理解があり、少し休みをもらうなど町からのご理解もあり助かっている。
回覧板でファミリーサポートセンター(※1)が仁淀川町でも始まるのを見た、こんな時に利用してみたい。」

 

※1 仁淀川ファミリーサポートセンター https://niyodogawa-fsc.town/
「子育てを助けてほしい人(依頼会員)」と「子どもを預かる人(援助会員)」が会員となって地域で子育てを助け合う会員制の有償ボランティア組織です。


 

  • 生活は変わりましたか?

「当然変わりました。
良い点は太陽とともに起きて、沈む頃には家に帰ってという生活。
6:40分に家を出て、5時か6時には帰宅している。

子供と触れ合う時間もある。

地域の方にすごく良くしてもらっていて、暮らしやすい場を作ってもらっていると感じる。
子供はもちろん夫婦そろって声をかけてもらうとか、ご近所さんにかわいがってもらっている。
町の行事にもできる範囲で良いのでと理解頂いていることも嬉しい。

苦労する点は買い出しですかね?
少しのものは近所のJAで買えるけど。
量を買おうと思うと越知、佐川までいくことになる。
週一回、多くても2回、行って帰ってくるとなると2時間くらいは考えておくかないといけない。
片道20-30分とはいえやっぱりしんどい事がある。
特にこれから研修制度で独身だけでなく、小さい子供連れの方もくるかもしれないということを考えると、そういう面では負担はあると思う。

楽天、amazonは使うけど、町内でそろえられるものは、なるだけ町内でそろえて、
町のなかでお金を循環させたいと考えている。」

 

 

  • どんなお仕事をしていますか?

「仁淀川町森林組合 造林班は、木を切り終わった後の山に入り、山肌を整備し杉・ヒノキを植林している。
植林してから6年くらいまでは毎年夏場に下草刈りをする。それと除伐、10年目くらいで周りの雑木をきる。」

 

  • 研修先を仁淀川町森林組合に決めたきっかけは?

「実際は3回くらい旅行や受け入れ先との打ち合わせに仁淀川にきていた。
林業は一般的に切って出荷するのが一般的なイメージだと思うが、当然今ある木も50年、60年前にこれまでの人たちが植えてくれたからこそ今の木がある。
この木という財産を残すためには、育てる方の仕事に関わりたかった。
ものすごくしんどいとは聞いていて不安はあったが、造林の仕事は人がものすごく少ない現状がある。
この先、木を切るだけじゃなく植えて育てる人がいないと木が無くなってしまうと思った。
自分は好き嫌いなく仕事は一通りやってみたいという考え、どうせやるなら育てる方の仕事をやりたい。造林の仕事があるのが森林組合だと説明してもらった。
2,3年は造林班で修行させてもらい、それから切るほうの仕事も経験してみたいと思っている。」

 

  • 森林組合に入って事前にもっていたイメージとギャップはありませんでしたか?

「仕事内容についてはだいたいイメージにあっていた。
予想以上に山を歩くことが仕事というか、道があると運がいい、これから道をつけるようなところがほとんど。
マラソンをやっていて体力には自信があったが、山の男の足腰の強さにはびっくりした。
大阪にいたときはこんなにお昼ごはんの時間が待ち遠しいとは思わなかった。

森林組合さんでの仕事では十分すぎる環境をもらっている。
怒られることもあるが、それは自分が怪我をしないようにだったり、お客様の大事な財産を育てている、そういう点で厳しいのは当たり前、その中でも優しさをとても感じている。
長年経験を積んで培って来たものを、自分のような移住者に仕事を教えてくれることが
どれだけありがたいことか。」

 

  • 独立は考えていますか?

「視野に入っていないわけではない。漠然と自伐型に興味がある。」

 

  • 移住された方が自伐型だと、施業できる山の確保が課題になると思う、仁淀川町のなかで協力いただける山主さんを探すのが良いと思うがどうですか?


「いけたらなと漠然とは思うが、はたして自伐型でどこまでできるかの不安がある。
今だからこそ仲間で助け合って作業ができることのありがたさがわかる。
もし怪我をしたときに仲間がいてくれるからこそ発見してもらえる、頼ることができるのは大きい。
どちらに優劣があるかではなく、それぞれ自分の今後のライフスタイルに合わせて選んでいくと思う。」

 

  • 怪我はしませでしたか?

「夏場の下草刈りで一度怪我をした。
転倒した場所に刈払機の刃があり、7針縫う怪我をおこしてしまった。
仕事は10日間休んだ、土日祝日を合わせると約2週間ほど休ませてもらった。

仁淀川林産協同組合の正社員なので労災になった。
逆にこれくらいですんだことで勉強になった。
本当の意味で安全に作業しないといけない、職場の仲間に迷惑をかけてしまうこともそうだし、研修制度に対しても、家で待ってる家族、田舎の家族に対しても迷惑をかけてしまう。
いろんな方に迷惑をかけてしまうことを痛感した。」

 

  • 今の収入や、休日等の労働条件はどうですか?要望はありますか?

「森林組合さんへの出向扱いで、森林組合さんの条件で働いている。
他の企業体さんに比べて休みが比較的多いと思う。
日曜祝日+第2第4土曜日が休み、雨が多い時期は休みがずれることもあるが、基本的にはこの条件で動いている。
他にも子供が熱をだしてしまったり、自分の都合でも遠慮なく休ませてもらえることはありがたい。
夏場の造林班は週一の休みだと体力がもたない。休みがしっかりとれるのはありがたい。

研修中の収入はもう少しもらえると嬉しいが、これだけの待遇でお世話になれることは非常に助かっている。
今後研修制度を外れる時に収入がどうなるかドキドキしている。
今後は3月に研修を終えて、引き続き森林組合でと考えている。

有給休暇も森林組合は取得できており、そこはしっかりとしている。恵まれた職場だと思う。」

 

 

 

【仁淀川町 林業研修生の今】 (株)仁淀川開発 一ノ宮さん(3期生)

 

一ノ宮さん

 

【研修生の紹介】

  • 一ノ宮さん(3期生)
  • 研修先:(株)仁淀川開発
  • 森林の仕事ガイダンスをきっかけに林業体験ツアーに参加
  • 平成30年度に林業研修制度を活用し埼玉県より移住

 

  • 移住したきっかけはなんですか?

「都内で通勤途中に貼ってあった「森林の仕事ガイダンス」のポスターを毎日見てるうちに気になり参加してみたのがきっかけ。
ふらふらと歩いていたら仁淀川町さんに声をかけてもらった。
自然とは、かけ離れた埼玉県にずっと住んでいて、なんとなく自然のあるところで住んでみたいと思っていた。

森林の仕事ガイダンスで役場の方に仁淀川町の

川の水の綺麗さ、山々に囲まれた豊かな自然の素晴らしさ

林業体験ツアーがあることを聞き、とりあえず行ってみようと思って参加させてもらった。
元々は電気工事士をしていたため、体力的にはあまり不安はなかったが、
自然の中に囲まれて仕事をするという事は行って見て体験してみないと解らない。
そこを知るための機会として参加させてもらった。」

 

 

  • 林業体験ツアーの時点で本気で移住しようとどのくらい考えていましたか?

「その時点では移住はあまり、半々くらいかもっと少ないくらいにしか考えていなかった。
20年住み慣れた土地、埼玉の都会の小僧がまったく逆の環境で生き残れるのか??不安もあった。
ツアーに参加してまずパンフレットが嘘じゃなかった事に感動した。
川の水がずっときれいで素晴らしい、体験ツアーに来てから移住への気持ちがどんどん盛り上がった。

自分はお酒が好き。

体験ツアーの懇談会のときに事業体の方と、朝四時までお酒を酌み交わしながら話させてもらい、とても自分の肌にあっているとなんとなく思った。

帰りにはひろめ市場にいって高知の虜になった。
高知の方のおおらかな感じ、フレンドリーな感じが新鮮で好き。
林業というよりも高知だったり仁淀川町という町、人が好きで移住を決めた。」

 

  • 田舎の生活は都会と比べて何も無いことが不安になりませんか?

「流通の面でも便利になっていて閉鎖的ではない、光回線でネットにも繋がるし大丈夫。
TVが好きで民法が3局しか無いことだけが不安だった。
インフラが整っていなければストレスがたまるし、移住はしてなかったと思う。
光回線が去年開通し、コンビニも最近でき、タイミングがよかったなと思う。

移住するにあたってプライベートが充実していないと、仕事のモチベーションが上がらないんじゃないかと考えていた。
先に移住していた岡山さんに連絡をとって、いろいろ教えてもらった。

自分からどんどん街の人とからんでいきたい考えている。

会社の上司が青年部に入っていて、自分も商工会青年部に入った。
そのおかげで色々な人と交流し顔を覚えてもらった。
仁淀川町はソフトボールが盛んで、もともと野球をやっていたこともありソフトボールチームにも入った。
今年からは仁淀川町役場の奥田さんが入っているソフトボールチーム(池川体育会)にも入らせてもらったり、バレーボールも仁淀川町でやっている。飲み会がよくあり顔をだすとつながりが広がっていく。

去年一年間楽しく過ごすことができた。」

 

  • 仁淀川町の生活で良い点、悪い点はありますか?

「良い点は、自分でもこの一年こんなにも人と関わった事、これってすごいなと思うくらい。
若干無理した部分もあったんけど、最初の一年はとても大事かなと思って、無理をして大変なこともあった。
けれど今は、それが段々とつながっていっている、実家に帰った時に友達からもすごい明るくなったよねって言われて社交的な人間になれたかな?と思う。
自然もあいまって心がおおらかになって、人間として成長させてもらっていると思う。


悪い事ではなく、なれないことは、自分の責任でもあるけど、付き合いを断らなさすぎて生活がメチャクチャな時がある。
今年から断るところは断りつつ、自分のペースを守っていきたい。

週6勤務で自分の時間が日曜しかない、そこにソフトボールや草野球にも入ってしまいいろいろ大変。
この一年間駆け抜けた感じがあるので、こっからペースを落として頑張りたい。」

 

 

  • 仁淀川開発でのお仕事の内容は?

「収入間伐を行っていて、基本的には伐倒、造材、運搬この全部一通りをこの一年でやらせてもらった。
一通りこういうふうに回っていくんだなというところを、つかませてもらった。
積極的に「じゃぁ切ってみて」とかとても積極的に言ってくれる方が周りにいたおかげでやりがいを感じ、先輩方とくらべて切るスピードも遅いし、正確な方向に伐倒できる技術もまだないが、自分に合わせたペースで(合わせてくれている)一緒に間伐作業や集材作業をやってくれる。
僕が仁淀川開発、最初の研修生ではあったが、本当に良くしてもらって、林業という仕事にが楽しいと思える、素晴らしい方々と一緒にお仕事ができている。」

 

  • 仕事で辛いことはありますか?

「タイミングが悪く最初の現場が一番辞めるんじゃないかと言われたくらい厳しい現場だった。
最初なので資格もなく、下の方までワイヤを引っ張っていってまたそれを取りに行くような作業だった。それでも楽しいからか不思議とそれほどきつくは感じなかった。」

 

  • 研修先を仁淀川開発に決めたきっかけは?

「仁淀川町からの紹介、全く知らず最初に聞いたときは、「えっ」と思った。
面接で初めて会って、一週間後にはもうやりましょうという流れ。

今では仁淀川開発でよかったと思う。
地域の方々と触れ合える機会が多く自分に合っていると思う。
商工会にも入っておりそういった意味でも自分にあっていると思う。」

 

  • 今後独立は考えていますか?

「もちろんやってみたい気持ちはある。
けれどこの先、人生のいろんなタイミングの時に自伐になるか? は、その時にある程度知り合いがいて、そういう段階にならないと考えられないと思う。
それだけ重機購入等の起業資金や仲間がいないことのリスクを考えるとあまり自伐は考えられない。
やってみたい気持ちはある。」

 

  • 林業のイメージは最初と比べてどう感じていますか?

「いつも清々しいと思ってますが、6月の虫と蒸し暑いこと、かんたろうが大量発生することは苦手です。」

 

  • 収入や休日等の労働条件はどうですか?

「仕事は週六勤務で祝日も仕事、その分収入は多めだと思う。
研修生の間は家賃がないのは大きい。
光熱費は自腹だが、水道代も500円くらい。家族世帯でもお風呂を毎日貯めても2000円くらいで助かっている。」

仁淀川町からみた研修生の姿

 

奥田さん
  • 仁淀川町さんから見て、今回お話をきいたお二人はどうですか?

仁淀川町奥田さん:
「本当によくやってくれていると思う。
岡山さんは奥さん子供もいて、地域の商店街の真ん中に住んでもらっている。
田舎特有のふれあいにもいやがらず、うまく馴染んでくれている。

一の宮くんは商工会青年部にも入ってくれて、お酒をよく飲むことも聞いているが、
変な酔い方をするわけじゃない、安心して研修をやってもらっている。

将来自伐は?という話があったが、これから将来仁淀川町として支援できるのではと考えている。
5年後、10年後やっていった中で、自伐をやりたい方が一番の課題になるのは山ですよね。
自伐に限らず小規模林家であれば、町が今やっている方法、仁淀川林産協同組合で団地化をどんどん進めていって。
その下の組合員にうまく、小規模ずつ年間3haとか分けて貸し出すような体制作りができないか考えている。
これから皆さんが育っていく中で次の課題として、独立独行とかそういうのをどんどん
増やしていくのは、昔の仁淀川町のようないい流れにできるのでは思っている。
いま一生懸命やってもらって今後の独立も支援したい、そうすることで仁淀川町に残ってもらえるでしょうし。」

岡山さん:
「移住者の責任というか、やっぱり町が良くしてくれいている分、僕らも長く住むことで僕らが良い例になれば、他の方が移住してきた時に街の人が信用して受け入れてくれる事につながるのではと感じている。
僕らがいま住めているのも、先に移住された方や嫁いで来られた方が、ずっと住むことによって、町の方の信用を得た事で受け入れられたと思う。
移住者がもっと増えれば良いと思うが、かといって無責任に良いところだけを言うつもりはない。
ここもうちょっとあれやったらえいなーと思うことは、正直に移住者の方と話しあったり、そういったなかでもっと残ってもらえるようなことにしていきたい。」

 

仁淀川町 奥田さん:
「仁淀川町の林業研修制度は、できるだけ即戦力になってもらいたい。
その思いで研修生に頑張ってもらっている。そこがうまく行っている点だと思う。

取れる資格等は研修先の事業体によって違う。使うものによって緑の雇用(※2)を使ってとることになるが、研修生になるタイミングによって取れるものが違う。
林業研修制度の1年間+緑の雇用での雇用3年間の合計4年間しっかりと自分の技術を磨いていってほしい。」

 

※2 緑の雇用 https://www.ringyou.net/

 

 

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