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林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業

STYLE14林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業

自伐型林業と無農薬米の栽培、学習塾の経営

四万十町中平 光高さん

林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業

林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業


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林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業

 

四万十町で林業と農業を始めて約3年目の中平さん。
もともとは家庭教師や学習塾で働かれていた彼が
なぜ林業と農業の兼業、しかも、無農薬米を作るようになったのか。

 

祖父の山を継ぐ、地域の山の管理も手掛ける。

 

林業を始めたきっかけは?


「実家のある四万十町に祖父の山があった。
祖父から「お前が生まれた年の木がある、家が建つ分あるぞ」と言われ
祖父と一緒に山に入り、材になっていくのを見て興味がわいた。

回覧板で四万十町からの自伐林家育成講座の案内があり、そこから色々調べて興味がわいたのもあり講座に参加した。
チェーンソー、グラップル、フォワーダー、林内作業車、簡易架線、ハーベスター、バックホー取れる資格は全て取得した。

施業地は最初、祖父の山の作業道の修繕(500m)からはじめて、半年くらいはシマントモリモリ団の宮崎さんの施業地に修行にいかせてもらい腕を磨いた。
そこから、祖父の山に2年程度で400mくらいの新しい支線をいれた。
祖父の山や管理を任されている隣の山、少し離れた別の山の間伐を行い、鹿の獣害があったが、そのほとんどをA材で出荷できた。」


別の山を管理することになったきっかけは?


「隣の山は、自分から道を付けさせてほしいとお願いをしたのがきっかけ。もともとは桑園で植林は0.3haくらい、手入れは草刈りがほとんど。
少し離れた別の山は当初購入してほしいという依頼だったが、購入はせず切らせてもらって材価をお返しする形で管理させてもらっている。」


林業と農業、無農薬の米栽培と林業の兼業

ファンが付く無農薬米、家族で紡ぐ農業

 

農業を始めたきっかけは?


「元々は祖父がやっていた。それを受け継ぎ母と一緒に家族で無農薬米を作るようになった。
家とセットで田んぼがあり、山もあり、やらない手はない。
当初は自分たちが食べる分を確保していたが、どうせやるなら販売して収益にできないかと考えた。
無農薬は草を取るのが大変。今は「チェーン除草」という方法で雑草の種をうかして流す。苗も倒れるが苗はちゃんと起き上がってくる。この方法にする事で収量がまったく違う。効率良くなって面積を3倍に増やすことができた。」


無農薬米はどこで売ってますか?


「ネット通販とふるさと納税で販売している、去年は完売、今年の分も完売間近。
無農薬のお米はお客さんが本当に喜んでくれる。声もかけてもらえて、それが励みになる。」


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林業はライフワーク、登山に似ている。

 

初めて林業を行ったことで大変だったこと、意外だったことは?


「作業道の難所にあたった時は大変だった。突破できない期間も経費がかかる。
県のアドバイザー派遣制度も使いながら、シマントモリモリ団の宮崎さんや、元森林組合の人からアドバイスをもらい一歩一歩進んでいくと、突破口が開けていき最終的には解決できる。

林業はライフワーク、やりがいがあり楽しい。自分の力をすべて使う全身全霊で挑むところが登山に似ている。」


林業をしていてヒヤッとした体験は?


「ヒヤッとすることは多々あるが、怪我はまだした事がない。
妻が山に来れる時は妻も一緒にやるが、作業道を付ける時は基本一人でやっている。」


施業地の確保、施業の方法は?


「自分の山と、近隣の山で施業している。近場でもう少し増やしていきたい、最終的な目標は100ha。
一箇所で100haは良いと思うが、四万十町のこの辺りは林道が細かく入っている、そこを趣味のバイクなどで、こまめに探して条件のいい山を見つける。四万十町は地籍調査が100%終わっているので、そこから山主さんを探すことが容易にできるが、山主さんはだいたいご近所さん。地籍調査が終わっているのは助かっている。

基本は路網集材、高密度に作業道をつけるやり方をしている。
技術習得は、シマントモリモリ団での修行、林業大学校の出張授業(特殊伐採、作業道、簡易架線)、あとは現場で腕を磨いている。
数をこなすと自信がつく、NPO法人 朝霧森林倶楽部でも経験を積ませてもらい、危険な箇所や、枯松の対処、伐倒した時の対処方法等を教えてもらった。
最初は何が危ないか全く知らない、教えてもらっているのとそうでないのは大きな違い。」

 

 

「田舎でも豊かな暮らしができるモデルになりたい」

 

「施業地をだんだん増やしていきたい、県外の方からも自伐型林業をやりたいという声をきく。
そういう人に施業地を提供し繋がりを増やしていく事で、地域としても活性化していく。
これからどんどん空き家も増えて、田んぼも空いてくる。働き口がちゃんと確保できればこの地区に来てくれる人もいると思う。
自分がモデルになって、田舎でも暮らしていける事を伝えていきたい。」


 


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これまで活用した支援制度

アドバイザー派遣、障害保険

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